VOL.1 2003.10.26

         『 こ れ が 本 物 の N L P だ ! 』

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NLP四天王(グリンダー、バンドラー、ディルツ、ディロージャ)すべてから正
式にトレーニングを受けた著者が、NLPという最先端コミュニケーション心理学
/実用心理学について生の情報を多角的に発信します。
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『北岡式 3 大 NLP 定義』

皆さん、はじめまして。英国 NLP 学院代表の北岡泰典です。

今回、日本国内で JMA 社を通じて 11 月末より NLP プラクティショナー コー
スを開講するのを機に、本メルマガを開設することになりました。開設に当たり、
セルシネ・エイム研究所の和田知浩氏のご協力に心から感謝します。本メルマ
ガは同研究所から発行されています。

私は 1981 年に国内の大学を卒業して以来ほぼずっと欧米で暮らしてきていて、
昨年秋に英国より帰国しました。その間ずっと西洋心理学を研究実践してきてい
ますが、1975 年の創始以来 NLP (神経言語プログラミング) が欧米でどれだけ
大ブレークしてきているのか、おそらく日本人には想像できないだろうと思えま
す。

たとえば、英国では現在までに、最も少なく見積もっても約 5 万人、場合に
よっては 25 万人までの人々が NLP 資格コースを受講しているという情報もあ
り (情報源は、私も 15 年間会員である英国 NLP アソシエーション)、この数
字は、欧米ではセラピー、心理学、教育に従事している人々だけでなく、ビジネ
スマン、経営者、政治家、スポーツ選手、武道家、芸術家、音楽家なども、さら
には主婦を始めとするごく普通の人々も含めたほぼすべての社会階層に NLP が
すでに広く浸透していることを示唆しています。英国の人口は日本の約半分なの
で、日本で言えば、(25 万人の倍の) 50 万人 (すなわち、約 200 人に一人) が
NLP 資格コースを取得しているといった想定になってしまいます。

また、東南アジア、特に香港や台湾のような中国系の国では、(再) 就職活動
者が就職希望先の企業の面接者に提示する自分の履歴書に「NLP 資格取得済み」
という記載があれば、日本で言う TOIEC の高得点の成績と同じような形で評価
されるまでにすでになっています。その意味では、歴史的に見て、アジアで真っ
先に「西洋の模倣」をする国が常に日本であったことを考慮すると、この事実は
かなり皮肉的なものであると言えます。私自身は、NLP の認知に関して日本にも
遅かれ早かれ現在の香港や台湾のような状況が早急に訪れることを真に願ってい
て、そのために、昨年帰国し、国内で NLP 関連の活動を始めた次第です。

幸いなことに、私は過去に、「NLP 四天王」と呼ばれている最重要 NLP 共同開
発者のジョン グリンダー、リチャード バンドラー、ロバート ディルツ、ジュ
ディス ディロージャの四人すべてから正式にトレーニングを受けていますの
で、本メルマガを通じて、この最先端コミュニケーション心理学/実用心理学に
ついて生の情報を多角的に、「これが本物の NLP だ!」のタイトルに恥じない形
で発信していけると思っています。今まで国内に伝わっていなかった NLP 裏話
についてお話しする機会もあるかと思います。

なぜ NLP が欧米と中国系の国で大ブレークしている一方で、日本ではまだそれ
ほどポピュラーではないのか、等についての私の分析については、本メルマガの
次号以降で詳述したいと思いますが、本創刊号では、差し当たって NLP につい
てのユニークな北岡式定義を 3 つ提案したいと思います。

1. 「NLP はコミュニケーション心理学である」
人間コミュニケーションには、対人 (「Inter-personal」) コミュニケーション
と自分との内面的 (「Intra-personal」) コミュニケーションの 2 種類があり
ます。 通常、コミュニケーションといえば、「対人コミュニケーション」とし
てのみ理解される傾向がありますが、人間はほとんど 24 時間自分自身との対話
(頭の中で繰り返される独り言) を止めることができない事実を考慮すれば、
「内面的コミュニケーション」も非常に重要視されるべきことは明らかです。幸
い、NLP は、対人コミュニケーションと内面的コミュニケーションの両方におい
て、自分のコミュニケーション技能を高め、改善するための非常に効果的な方法
論であることが証明されてきています。

2. 「NLP は実用心理学である」
通常、たとえばビジネス界では、実際の職場での即時的な変化をもたらすような
実用的な方法論が求められる傾向がありますが、NLP の各テクニックは、非常に
即効的な効果を発揮します。また、実用主義の傾向の強い米国生まれの NLP
は、たとえばフロイトの精神分析が自分の過去に問題の原因を探ろうとする場
合のような認知論的アプローチとはまったく正反対に、実際に現実にどれだけ短
時間でどのような行動の変化が生み出されるかにだけ興味をもち、焦点をあわせ
る実用主義的アプローチです。その意味では、NLP は日本のビジネス界でも即効
的効果を発揮できる方法論として大いに歓迎される可能性があると私は考えてい
ます。
ちなみに、最近日本のビジネス界でも非常にポピュラーになっているコーチング
の基になった方法論が NLP であると聞いてかなり驚かれるビジネスマンの方も
多くいられるのではないでしょうか? (あるプロのコーチの日本人女性は最近、
私に「コーチングを学んでも NLP すべてを知ることにはならないが、NLP を学
ぶとコーチングのすべてがわかるので、NLP を本格的に学びたい」と明言されま
した。)

3. 「NLP はコンテント フリー方法論である」
NLP は、人間コミュニケーションの法則を、学習可能な一式の明快なツールとし
て提示していますが、これらの法則は、数学の公式、語学の構文のようなもので
す。NLP を学ぶ人々は、これらの「コミュニケーションの公式」の中に自分の問
題の「詳細」を入れるだけで、自分が求める答え (行動上の変化) を得ることが
できるようになっています。この公式にはどのような詳細を入れてもいいので、
NLP はコンテント フリー (内容とは無関係) と形容されます。 このため、NLP
実践者は学習を飛躍的に加速化することができます。
現在、NLP トレーナーは、クライアントがその問題の詳細を話し始めると、「す
みません、そのように問題について詳細に語ると、必要な (公式の) 手順を進め
られないので、黙っていてください」と言うほどにまでなっていて、「人前で自
分の秘密を喋る」精神分析以降のセラピーに対して極度の抵抗感をもっている日
本人にとって、NLP は「初めて受け入れられるセラピー」と言えるかもしれませ
ん。
なお、大人になった後の「生涯教育」の学習に関して、大人は子供のように試行
錯誤から公式を見つける帰納法的アプローチを取ることはできないので、このよ
うにまず公式を学ぶ演繹法的アプローチの NLP が非常に効果的な方法論である
ことも忘れてはなりません。

以上の私の 3 つの NLP の定義から、NLP が日本人にも容易に受け入れられるこ
とのできる実用的ツールであることが判明することを願って止みません。

以上、この創刊号はいかかでしたでしょうか?
ご質問やご意見がございましたら、nlpacademy@creativity.co.uk までお寄せく
ださい。

なお、英国 NLP 学院の詳細は以下でアクセス可能です。
http://www.creativity.co.uk/creativity/jp/nlpacademy/mm/

このメルマガ最新号の内容を英語で以下のサイトで読むこともできます。
http://www.creativity.co.uk/creativity/magazine/

本誌の無断転載は禁止されています。
(c) Copyright 2003, Taiten Kitaoka. All rights reserved.



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『 こ れ が 本 物 の N L P だ ! 』発行に寄せて

こんにちは。セルシネ・エイム研究所の和田知浩です。
この度、英国NLP学院代表の北岡泰典氏に、NLPのメルマガを執筆していただく
ことになりました。目的は、NLPプロフェッショナルの育成です。

毎日のように、悲惨な事件や過失事故が報道されています。もしも、その人達の
傍らに、“心のプロ”がいて、必要充分な心のケアができていたなら、多くの惨
事を未然に防ぐことができたでしょう。

また、スポーツや芸術、ビジネス、政治、研究など様々な分野で活躍する人達も、
適切なメンタリティ(心的態度・ものの見方)の構築で、その才能をいかんなく
発揮し始めます。

人生を送る上で、心のケアがいかに大切であるかは、多くの人が知るところです。
しかし、具体的な方法論を持つ人は圧倒的に少なく、殆どの人が暗中模索の中
で時を過ごしているのが現実なのではないでしょうか。

NLP(神経言語プログラミング)に代表される最先端の心理学は、いわゆる“精
神論的アプローチ”に過頼することなく、「完全なる心のコントロール」を可能
にしつつあります。

執筆いただく北岡泰典氏は、NLPのエキスパートであることはもちろんのこと、
ヨガや仏教などの東洋思想にも造詣が深く、“こころ”を広く深く探求されてい
ます。また、NLPの理論を応用した“高速学習法”で英語を修得され、通訳やコ
ンピュータソフトのマニュアルを翻訳するお仕事もされるまさに実践派のトレー
ナーです。現在は、ロンドンと日本の二国間でコーチングとNLPの講師として活
躍されています。

先にお話ししたように、様々な場所と分野で“心のプロ”が必要とされています。
読者の皆様の中から一人でも多くの“心のプロ”が誕生し、社会に貢献できるこ
とを切に願っております。

なお、11月22日より、(株)JMAにおいて、北岡泰典氏による「NLPプラ
クティショナーコース」が開講されます。心理トレーナーとして開業をお考えの
方はもちろんのこと、心のコントロール法を深く学びたい方にも最適の講座です。
さらに、たとえば、ビジネス界ですでにコーチとして活躍されている方々も、強
力なツールを獲得できるようになるはずです。
ご関心をお持ちの方は、以下のURLにアクセスしてください。
http://www.selsyne.com/seminarjyouhou/top.htm

ご質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください。
末筆ではありますが、皆様の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。