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『新 ・ こ れ が 本 物 の N L P だ ! 』バナー

 

Creativity Enhancement Ltd.
New Phase Vol 10: 2013.8.6

『新 ・ こ れ が 本 物 の N L P だ ! 』

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NLP四天王(グリンダー、バンドラー、ディルツ、ディロージャ)から直伝を受け、
43名の認定トレーナーを輩出した著者が、業界を超えて、あらゆる方々に役立つ
最先端コミュニケーション心理学/実用心理学のNLP情報を多角的に発信します。
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『新編第十号:「北岡メソッド」初回開講される!』

皆さん、こんにちは。NLP ファシリテータ/メタ トレーナーの北岡泰典です。

週末に「北岡メソッド」ワーク初回が開講されました。

今号のメルマガでは、以下のトピックがカバーされています。

1.「北岡メソッド」ワーク初日について
. 「無意識/エリクソン催眠ワーク」 DVD 先行予約「割引価格」販売中!
3.「北岡メソッド」ワーク「お試し参加」
4.北岡泰典の思想体系背景図 遂に全面公開!

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1.「北岡メソッド」ワーク初日について

最新情報: 「北岡メソッド」初日の Yoytube 紹介映像が以下で特別公開されています。

http://www.youtube.com/watch?v=1Yvm1tPk8DU

週末に「北岡メソッド」ワーク初回が開講されました。初日は、「NLP 四天王直伝伝 10 日特別ワーク (NLP バイブル) DVD 全 20 巻」の収録内容に関する北岡自身による「メタコメント」講義となりました。

対クライアントのセッション時に、ファシリテータ (セッションをする人) が気をつけていなければならない点に関して、非常に微細な指摘が多々なされました。

参加者は少数精鋭だったので、ある意味、「後継者育成」のような場となったと言っても過言ではありません。

全体的には、「NLP と悟り」のテーマについての質問が多くなされました。その中で、北岡は、参加者に「北岡泰典樹形相関図」の全容の各項目について解説をしましたが、非常に興味をもって耳を傾けられている様子でした。

参加者の一人からは、「北岡式 NLP」の最大の特徴は、「コンテントフリー (内容とは無関係)」と「メタ (観照者) のポジション」にあるので、今後、この二点を強く売り出していったらいいのでは、という発言がありました (「コンテントフリー」については、以下のブログ記事の引用を参照してください)。

「メタ ポジション」については、たとえば、「『メタ』の上にメタを置いてはだめなのですよね」という質問に対しては、「そんなことはないです。ディルツは、メタを象徴する付箋紙の後ろにメタの付箋紙を無限に置いていくこと (観照者を見る観照者の永遠の後退) をよしとしています。一方では、ミニマリストのグリンダーは、一枚の付箋紙の上で、メタをどんどん重ねていくことを勧めています」と回答させていただきました。

また、このメタ ポジションの永遠の後退の一番先が、いわゆる「神」と言われているものであること、それは、心身論理レベルの「環境、行動、能力、信念、 アイデンティティ」のすべてを超えていて、生きもしないし死にもしないこと、が指摘されました。

また、この「神」は、仏教では、「空」とか「無」とか言われ、実体はないとされている一方で、ヴェーダンタでは、「アートマン/ブラーマン同一性」として実体があるされていることにも言及されました。シャンカラ主義者の北岡は、後者の立場を取っています。

さらに、非常に重要なこととして、仮に精神修行等で「悟り」を得ている人であれば、五感を超えた参照体験がすでにあるので、日常生活の事象を見ているメタのポジションを置いても、そのポジションを超えた永遠に後退するポジションがあるということを両脳的に認識できる立場にあるが、現象界でのみ生きている人が同様にメタのポジションを置いた場合、(五感の体験でしか表現できない) そのポジションの体験を「神的体験」と呼ぶ場合もあるかもしれない可能性が指摘されました。

すなわち、各個人にとってのメタ ポジションの意味合いは、その人の世界地図の広さと正比例することになります。

以上のようなメタ ポジションに関する議論は、北岡ワークのユニーク性の一例となっています。

なお、今後の「北岡メソッド」ワークがカバーするエリアとして以下のようなものがあることが提案されました。

* 北岡樹形相関図
* サイバーブック
* ダレン ブラウン
* セラピー/催眠
* 瞑想
* 印度哲学
* NLP (特にコンテントフリーとメタ ポジションについて)
* トランスパーソナル心理学

北岡としては、「北岡メソッド」ワークに関して、「ビジョンについて」で書かせていただいた以下の思いを新たに強くもちました。

「私は、国内のニートの方々の独立支援をして、独立志向のある『自分の頭で考える』人材を育成させていただきたい一方で、団塊の世代を含むシニアの方々 (中略) の活性化と独立支援に貢献させていただけるのではと思っています。

私自身は、幕末の吉田松陰の松下村塾のような教育の場を (自分自身だけでは無理なので、私のビジョンに賛同していただける方々とともに) に作り、『平成維新』 (厳密には、次の元号になるべきでしょうが) を起こして、真の精神的革命を起こしたいと思っているところです。」

二日目のワークの報告については、また別途いたします。

なお、以下に、「北岡メソッド」ブログで紹介された質疑応答を引用します。

* * * * * * *

メタローグ 3 Q: コンテントフリーの手法だけでのセラピーは可能ですか?

A: 「本物のNLP」の最大の特徴の一つは、「コンテントフリー (内容とは無関係)」にあります。

これは、ファシリテータ (セッション、プリゼンを行う人) がクライアントの問題の詳細をいっさい聞かずに、問題を作り出している「プロセス、文脈」を「操作」することで、その人の問題を解決してしまう手法のことです。

実は、昨日、「北岡メソッド」ワークの初回が開講されましたが (この報告については、改めてブログやメルマガで行わせていただきます)、ワーク参加者の一人から「他の団体で、NLP の最大の売りであるコンテントフリーのセッションを前面に出しているところはないようですね」という意味の指摘を受けました。

すなわち、ワーク参加者の問題解決をする場合、私は、クライアント役の方のサブモダリティ (何が見えているか、何が聞こえているか、何を感じているかの五感の体験) を引き出す質問をするだけで (答えとしては、「私には、人が見えます」、「エアコンの音が聞こえます」、「暑く感じます」といったものです)、いつどこで誰と何をしているか、どう感じているか、等についての質問は文字通り「いっさい」聞きません。

(なお、この辺の私の「実技」の模様は、販売中の私のワークの DVD もしくは YouTube 紹介動画に収められています。)

この手法は、NLP 誕生の前の「ブリーフ セラピー (短時間療法)」に基づいたもので、1975 年当時は、トラウマをもったベトナム帰還兵が大挙して帰国していた頃で、問題の内容を根掘り葉掘り聞く精神分析的、もしくは当時のコンテント志向の心理療法ではとうてい埒があかなかった、という歴史的背景をもとに生まれました。

コンテントフリーのワークの大きな特徴には以下のようなものがあります。

1) 問題解決までの時間が著しく短い (クライアントとの問題の詳細を聞く必要がないからです)
2) クライントが自分で自分自身の解決策を見つけることができる (問題解決のプロセスが与えられた上で、自分の頭の中で自分で問題を見つけるので、内容に関するファシリテータからの押し付け的な助言がいっさいありません)
3) クライアントの問題をいっさい聞かないので、ファシリテータは、いわゆる「負のエネルギー」をいっさいもらわない。

私自身、過去 12 年間、資格認定コースの中で、首位一貫してコンテントフリーのセッションを行い続けてきていますが、クライアントの問題をいっさい聞かないままの「セラピーもしくはコーチングもしくはカウンセリング」は可能という立場を取っていますが、他の団体が NLP を使って「お涙頂戴」的な、コンテントばりばりのワークをしていると聞いたり、私自身の過去のコース認定者の方がコンテント志向のワークをしているのを見たりする度に、まだまだ日本では「本物の NLP」が根付いていないのだな、と思う次第です。

国内に「本物の NLP」が根付いていない理由は、「問題の内容を長々と話さないで問題が解決するはずがない」という、いわば、カール ロジャーズ式の「傾聴テクニック」の有効性の神話にファシリテータもクライアントも毒されすぎている点にあるように思えます。

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2. 「無意識/エリクソン催眠ワーク」 DVD 先行予約「割引価格」販売中!

北岡ワークの DVD で、本格的な内容のワークで、従来よりも廉価なパッケージはないですか、あるいは、グループ セッションでの実技場面はないですか、という強い要望にお応えする形で、2013 年ゴールデンウィークに開催された本 4 日間ワークの DVD 化製品の販売が決定しました。本ページは、「特別割引価格」のオファーをさせていただく先行予約販売ページです。

定評のある2つのワークを遂にパッケージ化

本「無意識/エリクソン催眠ワーク」 (仮称) は、2012 年 1 月 29 日に開催された半日の「エリクソン催眠/ミルトンモデル完全解説」ワークに基づいていて、そのワークではカバーできなかった数多くのトピックについて、さらに具体的に落とし込んだ 4 日間ワークとなっています。

「無意識/エリクソン催眠ワーク」の前半二日間では、NLP その他の技法を通じて、無意識と交信して、無意識を全開に活性化する方法が学ばれ、自己洗脳から覚醒への旅が始まります。

「無意識/エリクソン催眠ワーク」の後半二日間では、覚醒法であるメタ モデルと、その逆転モデルである、催眠法であるミルトン モデルの自由自在な使い分け方の完全習得が目指され、真我 (なりたい自分、本来の自分) が何であるかを発見する旅が始まります。

特に、後半部の「エリクソン催眠ワーク」では、実際に参加者にミルトン H エリクソンの肉声を聞いていただき、NLP の「ミルトン モデル」の観点からエリクソン自身の誘導法を完全分析するという、世界的にも他に類を見ないものです。

要望の多い2つのワークを廉価版で販売開始!

今回、本ワークの収録ビデオの DVD パッケージの販売を開始することになりました。全 8 巻の予定で、定価価格 160,000 円 + 税 (計 168,000 円) のところ、特別価格 100,000 円 + 税 (105,000 円) で先行予約販売いたします。先行予約販売期間は、8 月 15 日まです。本 DVD パッケージには、計 74 ページの完全マニュアル (2 冊合本) も梱包されています。

詳細ページ: http://www.office-kitaoka.co.jp/dvd/erickson/

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3.「北岡メソッド」ワーク「お試し参加」

北岡ワークについて、簡単に、「試験」的に参加できる廉価版のワークはないか、という問い合わせを最近いただきました。

そこで、8/3 から開始されている「北岡メソッド」ワーク

http://www.office-kitaoka.co.jp/method/

につきまして、北岡の人となりに触れていただく意味合いも込めて、「お試し価格」での「試験参加」を可能にさせていただきたいと思いました。

お試し価格は、「二日間で税込 5 万円」とさせていただきます。

こ のお試し参加の後、正式にワークへの参加をご希望の場合は、参加費総額から 5 万円を差し引いた額を支払っていただくことになります。

この価格でのワーク参加ご希望の場合は、以下のページ

http://www.office-kitaoka.co.jp/method/

のお申し込みフォームの「参加ワーク タイプ」欄で「ご質問/お問い合わせ」選択された後、ご質問欄に「二日間で 5 万円のお試し価格参加します。」の文言とご希望の参加日程をお知らせください。

折り返し、お支払い方法をお伝えいたします。

ご希望の場合は、該当のお問い合わせフォームでお問い合わせください。詳細をお伝えいたします。

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4.北岡泰典の思想体系背景図 遂に全面公開!

現在、北岡は、もろもろの非常に「大きな内的変化」を遂げていると感じています。

その一環として、北岡の初めてのブログ「北岡メソッド:A Psychonaut’s Monolog Blog (内的宇宙飛行士のつぶやきブログ)」が以下に開設されています。

http://www.kitaoka-method.com/

その中で、北岡のこれまでの全思想体系をまとめた「樹形相関図」を公開することを決めました。

私自身、これは門外不出の「奥義の一部」として、心情的に公開することを無意識的には拒んできていたものですが、もしかしたら、私が、思想哲学的にどこから来て、どこに向かおうとしているのかの全体像を世の人々に見ていただいた方が、私のワークへの関わりやすさも増すのではと思った次第です。

実は、この樹形相関図は、以前、ある方から「北岡さんのバックグラウンドをすべて明示化したら、この分野に興味のある重鎮のクライアントがいるはずです」と言われたので、作った経緯があります。この方にこの樹形相関図を見せたら、枝葉に関するさらなる詳細情報の提供を求められたので、(危険を感じて) それ以上のノウハウの提供は断らせていただいた経緯があります。

このような奥義のノウハウに興味のある方々が多いことを願っています。

私自身は、この奥義のノウハウの開示は、自分の過去の「破壊 (清算)」と捉えていて、今後、将来的に、このバックグラウンドを拡張、多岐化していくつもりです。特に、この樹形相関図には、たとえば、魔術系の思想家等は記載されていません。

なお、この樹形相関図を閲覧されたい場合、現時点では、ご自身のメールアドレスを提供していただける方へ自動返信メッセージを送らせていただきますので、そこに記載している方法でのダウンロード形式での無料閲覧となります。

また、樹形相関図の閲覧者は、北岡ワークへのご興味をもっていただいたということになりますので、その方々 (すなわち、メールアドレスを提供された方々) には、今後の北岡ワークに関する様々な恩典を提供させていただきたいと思っています。

現時点では、北岡の奥義を語りまくった 30 分間の特別音源の無料ダウンロード恩典等を考えています。

なお、この樹形相関図は PDF ファイル (90KB) で、作成日は 2011/09/03 で、中央のメインタイトルは「サイバーブック/北岡遇辺」となっています (「遇辺」は、私の弟子名「Guhen」の漢字表記です)。つまり、この樹形相関図は、北岡の CD-ROM 本「サイバーブック」のバックグランドの完全情報開示となっています。

下記に、縮小図と一部の拡大図を示させていただきますが、各枝のタイトルは、「シャンカラ (不二一元論ヴェーダンタ)」、「瞑想」、「ラジニーシ」、「神秘哲学」、「永遠の哲学」、「変性意識」、「ミュージック」、「アート/ファッション」、「映画」、「身体療法」、「心理療法」、「心理学」、「小説」、「催眠」、「NLP」、「ベイツン」、「認識論」、「MRI (精神研究所)」となっています。

http://www.kitaoka-method.com/img/guhen.jpg

総トピック項目数は約 190 ですが、「北岡メソッド」ワークでは、特に毎回二日目の日曜日の「奥義ワーク」で、逐次、これら一つ一つのトピックに解説を加えていく予定です。

また、事前にこの樹形相関図を見られた方のお一人からは、「なぜか開いた瞬間に(詳細を顕在意識で確認する前から)鳥肌が立ちました。どこまで凄さを理解できているかは疑問ですが」という感想をいただきました。

本樹形相関図の閲覧されたい方は、以下の「ダウンロード」ページの「樹形相関図の閲覧申し込みフォーム」にメール アドレスを入力してお申し込みください。

http://www.kitaoka-method.com/?page_id=208#form

 



以上、今号のメルマガはいかかでしたでしょうか?

ご質問やご意見がございましたら、忌憚なく info@kitaokataiten.com までお寄せください。

Swami Guhen 『深遠なる意識の旅』メルマガも合わせてお読みください。
http://www.guhen.com/newsletter/

「北岡泰典公式サイト」が開設されています。
http://www.kitaokataiten.com/

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