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『新 ・ こ れ が 本 物 の N L P だ ! 』バナー

 

Creativity Enhancement Ltd.
New Phase Vol 19: 2014.1.9

『新 ・ こ れ が 本 物 の N L P だ ! 』

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NLP四天王(グリンダー、バンドラー、ディルツ、ディロージャ)から直伝を受け、
43名の認定トレーナーを輩出した著者が、業界を超えて、あらゆる方々に役立つ
最先端コミュニケーション心理学/実用心理学のNLP情報を多角的に発信します。
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『新編第十九号:「北岡泰典特別無料メール講座」定期的配信開始!』

皆さん、こんにちは。NLP ファシリテータ/メタ トレーナーの北岡泰典です。

今号のメルマガでは、以下のトピックがカバーされています。

1.「北岡泰典特別無料メール講座」定期的配信開始!
2.北岡 NLP 用語解説集補足、その一:誠実な影響
3.1/15 第 6 回「自由人育成セミナー」開講情報

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1.「北岡泰典特別無料メール講座」定期的配信開始!

今回、定期的に (週に一回を予定) 「北岡メール特別講座」を配信させていただくことになりました。

NLP 第一人者北岡泰典の特別無料メール講座で、「クライアントとのラポール形成、無意識活性化、プレゼンテーション等の秘技」を学んでいただけたらと思います。

この定期的なメール講座では、上記のメイン トピック以外にも、以下のトピックもカバーしてみたいと思いました。

1) 北岡公式サイトにある「北岡 NLP 用語解説集」 (以下の URL を参照) の拡張整備

http://www.kitaokataiten.com/glossary/

2) 同じく、北岡公式サイトにある「NLP 108 テクニック Youtube 公開ビデオ」 (以下の URL を参照) の拡張整備

http://www.kitaokataiten.com/nlp_108/

3) 現在、非公開になっている「これが本物の NLP だ!」のバックナンバー (第 18 号から第 27 号まで) の一部コンテンツの紹介と詳細解説

http://www.kitaokataiten.com/online_magazine/

本無料メール講座を受信されたい方は、以下のページの申し込みフォームから申し込んでください。

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=201913

なお、定期的に発行されるこのメール講座では、本メルマガでカバーされないトピックもカバーされる予定ですので、本メルマガ読者の方々も、ぜひ購読登録されるようお勧めします。

また、メール講座受信者には特別に恩典オファーもされています。

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2.北岡 NLP 用語解説集補足、その一:誠実な影響

上記で、「北岡特別無料メール講座」の定期的配信が開始されたことが告知されましたが、本号のメルマガで、「第一号」の一部をここに引用させていただきたいと思いました。

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「誠実な影響」とは、私が翻訳したジョニー ラボード著の『魔法の心理学』の原題 (「Influencing with Integrity」) の訳語です。

私は、1988 年当時 NLP を学び始めた頃、2 冊の NLP 書が最高の NLP 入門書だと思いました。それらは、『Magic of NLP』と『魔法の心理学』で、2 冊とも私が翻訳しました。後者はビジネス向けの入門書です。

同書では、「巧みな操作」と「誠実な影響」の違いが述べられていて、自分と相手の目的がある場合、前者は「相手の目的を無視して自分の目的を相手に押しつけること」で、後者は「相手と自分の目的を刷り合わせして、より高次の目的を見つけ、そこに相手と自分自身を誘導すること」となっています。

ちなみに、「BATNA (交渉同意のためのよりよい代替手段)」という交渉術テクニックがありますが、BATNA と「誠実な影響」は、私の中では、ほぼ同義語です。

私のコースでは、BATNA を実際に体験できる演習も紹介されます。

(BATNA は、1978 年のキャンプ デービッドでのサダト、ベギン、カーター間での和平交渉で 2 週間のデッドロックの末、関係者がこのモデルを交渉に導入したとたんに一晩で中東和平交渉合意 (いわゆる「キャンプ デービッド合意」) が締結されたという事実で有名になっているモデルです。日本では、「ハーバード流交渉術」と形容されているようです。)

ちなみに、私は、常々、「誠実な影響」だけが、 NLP ピア (NLP 実践者) が念頭に置いておくべき「倫理性」だと思っていましたが、二、三年前に私の友人でもある NLP 共同創始者ジョン グリンダー氏に個人的にお会いして、NLP 実践者にとっての倫理性について質問させていただいたとき、非常に興味深い回答をいただきました。

同氏によれば、NLP は、ビジネス目的にも、「チェンジ ワーク」 (セラピー、コーチング等の、私が「ファシリテーション ワーク」と呼んでいるもの) の目的にも使えるが、「お金儲け」の要素が関わるビジネス的環境はともかく、クライアントの変容を支援するファシリテーションの環境では、倫理的に考慮すべきことはたった一つしかない (そして、それは、北岡の言う倫理性とは無関係だ)、ということでした。

それは、クライアントを前にして「介入ワーク」をしているとき、その人に行動選択肢の数を増やすことを目的としてどのような「プロセス (文脈)」の操作をしても倫理的に許されるが、いったん、「コンテント (内容)」を操作し始めたら、倫理的に許されない、ということでした。

グリンダー氏の、この明快な「コンテント操作 = 非倫理的」、「プロセス操作 = 倫理的」という図式は、私には新しいもので、新鮮でした。

今後、グリンダー氏の倫理観と私の倫理観の刷り合わせをしたいとも思っていますが、少なくとも同氏の倫理観に基づけば、ある意味、(プロセスという枠組みという条件がつきますが) 何をしてもいいので、ファシリテータ側の自由度は増すように思えます。

ちなみに、私は、トランスパーソナル心理学の大御所 (といっても、すでにその分野からは久しく離れていたようですが) で、昨年亡くなった吉福伸逸氏のクローズドの合宿ワークに 2012 年に二度参加したのですが、その吉福氏が「私は、セラピーの結果、クライアントに何が起こるかはいっさい責任を取らない。何が起こるか予想できない」とおっしゃっていましたが、かたや、NLP のグリンダー氏も、「セラピストは、クライアントの問題のプロセスを操作して、その行動選択肢の数を増やす支援はするが、実際の生活で、どのような選択肢を取るかはすべてクライアントに任されている」という立場と、意味合いは違ってきていますが、合い通じるものがあるのは、非常に興味深いと思いました。

グリンダー氏に言わせれば、コンテントを操作する NLP は「本物の NLP」ではない、世に言われている NLP の多くは、その意味で NLP ではない、ということでしたが、もちろん、私も同感です。

NLP の方法論は、「コンテントフリー (内容とは無関係)」とも言われています。

「コンテントフリー」については、「北岡 NLP 用語解説集」のページでも簡易解説されていますが、今後の本メール講座で、より詳細な解説を加えてみたいと思っています。

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3.1/15 第 6 回「自由人育成セミナー」開講情報

本ワークは、北岡の紹介ワークとしても機能します。

北岡は、「フリーランス養成塾セミナー」を開講してきていましたが、このワークをさらに発展させた、北岡色が強く出ている「自由人育成セミナー」の特別ワークが開講されてきています。

北岡は、長年「フリーランス」として働いてきていて、「自由人」として、日本人、会社員としての「ボックス (既成の枠)」にこだわらない生き方、考え方を首尾一貫して貫いてきていました。

今回開始される「自由人育成セミナー」では、精神的、心理的に (さらに、場合によっては、経済的に) どのように「蟻地獄」から出て、自由人として生きていけるかのノウハウが「全面開示」されます。

日本の経済は、長かったトンネルの出口にやっと若干の明かりが見えてきた感がありますが、まだまだ不確定要素が数多く存在して、今後も波瀾万丈の状況が続くと予想されます。この中で、北岡の「自由人育成」プログラムによって、既成の枠にとどまらず、臨機応変に社会的状況の変化に柔軟な対応をしていけるような人材が育成されることを、強く願っています。

NLP の革命性は、実際に本セミナーに来られてワークに参加することで実感体験することができます。

今後、隔週に一度程度、イブニング セミナーを開講していきます。必要に応じて、半日、全日セミナーが開講されるものとします。

本セミナーの参加資格は「自由人になりたい人」です。参加費は 1 万円 (税込) per session です。

参加に興味のある方は、以下のワーク紹介ページの申し込みフォームから申し込んでください。

http://www.office-kitaoka.co.jp/freelance/

 



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