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『新 ・ こ れ が 本 物 の N L P だ ! 』バナー



Creativity Enhancement Ltd.
#195: 2011.8.12

『新 ・ こ れ が 本 物 の N L P だ ! 』

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NLP四天王(グリンダー、バンドラー、ディルツ、ディロージャ)から正式トレーニング
を受け、現在NLP資格コース開講中の著者が、最先端コミュニケーション心理学/
実用心理学のNLPについて情報を多角的に発信します。
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『北岡新 NLP FAQ、その八十/
NLP ビジネス コミュニケーション体験ワーク:「7つの習慣」を習慣化する』


(本ページは、メルマガ「これが本物の NLP だ!」第 195 号の抜粋ページです。)

皆さん、こんにちは。NLP ファシリテータ/トレーナーズ トレーナーの北岡泰典です。

8 月 27 日 (土) に、北岡と会社経営者の富所伸一氏が共同で特別半日「NLP ビジネス コミュニケーション体験ワーク:『7つの習慣』を習慣化する」を開講することになりました。詳細は、FAQ171 を参照してください。

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1.NLP ビジネス コミュニケーション体験ワーク:『7つの習慣』を習慣化する」

(株) オフィス北岡では、さまざまな種類のワークショップを企画、開催してきています。その中で、今回、NLP トレーナー/ファシリテータの北岡泰典&会社経営者の富所伸一氏共同開催の特別半日「NLP ビジネス コミュニケーション体験ワーク:『7つの習慣』を習慣化する」を 8 月 27 日 (土) に開講することになりました。

詳細は、以下の FAQ171 の内容を参照してください。

参加に興味のある方は、以下のページの申込フォームから申し込んでください。

http://www.office-kitaoka.co.jp/works/business.htm

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2.北岡新 NLP FAQ、その七十八

Q171 (195): 今月末に、「ビジネス向け NLP 体験会」を開催するとお聞きしたのですが。

A171 (195): (株) オフィス北岡では、さまざまな種類のワークショップを企画、開催してきています。その中で、私と会社経営者の富所伸一氏が共同で特別半日「NLP ビジネス コミュニケーション体験ワーク:『7つの習慣』を習慣化する」を 8 月 27 日 (土) に開講することになりました。(富所氏は NLP インテグラル アソシエーション認定トレーナーです。)

(他にも、「マネー セラピスト/恋活NLPトレーナー」の石川貴子さんと、中国占星術研究家のルビオ-岩崎敬子さんによる特別共同ワークショップ「サブリミナル恋愛コミュニケーション体験ワーク」も開講されます。このワークは、特別に参加費は無料で、8 月 19 日 (金) 夜に「女性限定版」ワーク、20 日 (土) 夜に「男性限定版」ワークの二回のワークが開催されます。詳細は以下にあります。

http://www.office-kitaoka.co.jp/works/communication.htm)

ビジネス界では、ドラッカー、松下幸之助、藤田田、稲盛和夫、孫正義、スティーブン・コヴィー等のような非常に卓越した経営者もしくはコンサルタントの教えを懇切丁寧に解説してくれるセミナーに出席した後、その原理を頭で理解できても、 実際に、日々の経営の現場でその原理を落とし込んだり、習慣化したりすることができない、といった悩みを抱えている経営者もしくはビジネスマンが多いようです。

また、経営者・ビジネスマンのさらなる悩みとして、自分のビジョンを会社の他のスタッフ全体に浸透させることができていない、とか、「一を聞いて一しかわからない」人材をどう「一を聞いて十わかる」ように育てていいかわからない、とかいった問題を抱えていることが多いと思われます。

私は、最近、「個人的天才のモデリング」、すなわち、「一を聞いて十わかる」人間の育成方法についてのビデオ収録ワークを続けてきていますが、その中で、抽象的な学習のコツを「血肉化」して、習慣化するための方法 (北岡が「メタ学習ストラテジー」と呼んでいる、左脳と右脳と超えた全脳的学習法です) を開発してきています。

この方法は、1) 目的を定める、2) 目的を達成するための「コア (コツ)」を特定する、3) そのコアを自己同化する、4) 同化されたコアを新しい習慣として日々実践する、のプロセスから成り立っています。北岡は、この方法を効果的に実践すれば (あるいは、人に実践させることができれば)、上述された 3 つの問題はすべて解決しうると考えています。

以上を背景として、今回、会社経営者の富所氏とともに、このような経営者もしくは経営マインドをもったビジネスマンの方々の悩みを解決するための特別半日体験ワークを開催することを決めました。

本ワークショップでは、題材としては、スティーブン・コヴィー著の『7つの習慣』が取り上げられます。ワークでは、この7つの各習慣を NLP の観点から明示的に分析できることが示され、かつ、これらの各習慣を達成するため具体的な NLP テクニック名が特定されます。

さらに、北岡が開発した、全脳的学習法である「メタ学習ストラテジー」を実践に移すことにより、『7つの習慣』の原理、あるいは、ドラッカー等の教えを習慣化できることが説明されます。

本ワークでは、「7つの習慣」を習慣化するために効果的な NLP および催眠テクニックが実際に紹介され、実習されます。

本ワークの詳細ページは以下にあります。

http://www.office-kitaoka.co.jp/works/business.htm

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上記に、「北岡式メタ学習ストラテジー」の方法は、「1) 目的を定める、2) 目的を達成するための「コア (コツ)」を特定する、3) そのコアを自己同化する、4) 同化されたコアを新しい習慣として日々実践する、のプロセスから成り立っています」というふうに「情報開示」させていただいていますが、このようなノウハウのプロセスの内容の開示については、「微妙」なところもあるかと思いましたが、あえて公開に踏み切りました。

これは、たとえ、「メタ学習ストラテジー」のノウハウの抽象的原理がわかっても、その日常への落とし込みは、実際に私の収録ビデオを閲覧したり、私の実際のワークを受けないと体感的に実感できないという事実に基づいています (また、この原理を体感覚として落とし込む具体的な方法まさにそのことが、本ワークのメイントピックになってもいます)。

この「メタ学習ストラテジー」の実際的な落とし込み方として、近日中に、収録済みの「個人的天才のモデリング」のビデオ (現在まで 9 巻が収録済みで、全体で 13 巻となる予定) を DVD パッケージ化して、販売していくことを企画中です。また、このビデオを解説し、原理を習慣化させる目的で、「営業マン」、「マネージャ」、「経営者」、「研究者」、「技術者」等の各業界のノウハウをカバーした「一を聞いて十わかる人になるための方法論シリーズ」(仮称) のワークを開講していきたいとも思っています。

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もう一点、関連事項について語ると、本ワーク開催に向けてコヴィー氏の『7つの習慣』を考察していて、後半部の「再びインサイド・アウト」 (「あとがき」に相当しています) の項目を読んでいたとき、空恐ろしい一節を発見しました。

コヴィー氏には、1年間のハワイでの休暇執筆中に、以下のことが起こったということです。

「ある日、私はオフィスの近くにある大学に出かけて行き、図書館の奥に山積みになっていた古い書籍の間を歩いていた。やがて私は、その中の一冊に大変興味を引かれた。棚から取り出して開いてみると、ある一節が目に止まった。そして、そこに書いてあった言葉が、私のその後の人生を変えることになった。

私は、何度もその文章を読み返した。そこに書かれていたのは、要約すれば、刺激と反応の間にはスペースがあり、そのスペースをどう生かすかが、私たちの成長と幸福の鍵を握っているということだった。

その考えが私にどれだけ大きな影響を与えたか、表現する言葉もない。自分の将来は自分で決められると教育されていたが、この『刺激と反応の間にはスペースがある』という表現の仕方はとても新鮮であり、かつ信じられないほどの強い力をもって私の脳裏に刻み込まれた。そしてそれは、まるで『はじめて真実を知った』ような、『自分の中に革命が起きた』ような、『時至れり』というような思いであった。」

私自身、「この刺激と反応の間にはスペースがある」というステートメントは、あまりにも強烈で、奥義的だと思います。そのためにこそ、コヴィー氏は、この一文の引用元を明らかにしていないようにも思います (私自身の現時点での暫定的調査では、引用元はどうもヨガ・瞑想関連の本であるように思えています)。

この文に出会って、一番最初の私の思いは、「『刺激と反応の間のスペースをどう生きるか』が真の NLP である、と定義できる」というものでした。

この意味は、私が NLP でもっとも重要なモデルは、「アンカーリング」だと思ってきていますが、この通常は無意識的なプロセスを、内省、瞑想、催眠等を通じて意識化して、その上で、今までは単に自動化プロセスになっていた「刺激-反応」のプロセスの中間部分の「スペース」でありとあらゆる操作を可能にしてくれた上で、真に自分が求める自分自身の達成を可能にしてくれるのが NLP である、というものです。

思うに、これが真の意味での NLP とは何であるかのすべてだ、と私には考えられますし、他のすべてのこと (もしかしたら、「SRCF/C (状態管理、ラポール、観察、柔軟性、首尾一貫性)」のうち、アンカーリングによって達成される「S」以降の他の 4 つの要素も含めて) は「枝葉末節」になるかもしれない、と思わせてくれるくらいの重要な意味が、このステートメントには含まれているのではないか、というほどの「衝撃」を私は受けました。

さらに言うと、私自身は、80 年代前半にインド人導師に弟子入りして以来、首尾一貫して「悟りの道の NLP による加速」のための実際的な方法論を研究してきていますが、その観点から言うと、悟っていない人は 「刺激と反応の間にスペースがない人」で、悟った人は「刺激と反応の間のスペースに『無限』が存在する人」であると、というような明快な定義もできると思いました。

この意味は、悟っていない人、「煩悩」 (この仏教用語は、ほぼ「アンカーリング」と等価ですが) から解脱していない人は、多かれ少なかれ、自動的な「刺激-反応」のプロセスの犠牲になっている一方で、悟った人は「刺激と反応の間のスペース」の中で、ありとあらゆる「操作」、「介入」、「中断」、「遊び」等が自由自在にできる (すなわち、いつどこでもどのような世界でも自由自在に構築していける) 人である、と規定できるのではないか、ということです。

いずれにしても、このステートメントによって、コヴィー氏のように劇的に人生が変わる人々が増えることを願っています。

Q172 (195): FAQ171 でも言及されている「一を聞いて十わかる人になるための方法論」すなわち「北岡式メタ学習ストラテジー」と IQ と関係があると思いますか?

A172 (195): これは、実に興味深い質問です。私自身は、私の「一を聞いて十わかる人になるための方法論」は、生まれもった、と通常考えられている IQ とは無関係で、誰でも「一を聞いて十わかる人」になれるという確信で、これまで NLP を教えてきていましたが、これについては、最近私に起こった個人的なストーリーを話したいと思いました。

(なお、振り返ってみると、本メルマガでは、「コンテントフリー」の NLP ファシリテータの私は、個人的な話をしたことはこれまでほぼ皆無であることも、興味深いと思います。)

最近、私は帰省して、母親と非常に興味深い話をしました。

その話の中で、母親は、戦時中クラシック ピアノを習っていたが、音大に行けず、その後地方都市のピアノ教室の助手をしていたことや、父方の亡くなった祖父 (極めて風流な明治生まれの人で、地方で初めて単車を乗り回し、日本で初めてリヤカーにゴムのタイヤを嵌め、かつリヤカーのブレーキを発明した (が、その特許は取らなかった) 人だったということです) は、尺八、三味線、バイオリン、写真、書道の分野に関しては、玄人中の玄人の天才肌だった、ということが話題になりました。

その中で、私の妹も、小さい頃、母親からピアノの猛特訓を受けていたのですが、途中でピアノを止めたことが言及されたので、思い切って、(高校生の頃、私は、ニール ヤングをアイコンとしてあがめ、自分も彼のようにギターを弾きたいという思いで一杯だったのに、左半身不随のためギターを諦めた経緯があったので)、「もし脳性麻痺にかかっていなかったら、私は、ピアニストになっていたと思いますか?」と聞いたら、若干涙声での「確かにそうなっていたでしょう」という返事をもらいました。

母親によれば、「今だと、片手のピアニストも珍しくないが、当時は考えられなかった。また、貴方の妹は、一度譜面を見ただけで難しい曲を即弾けるような『天才性』はあったが、それ以上に『唄わせる』 (クリエイティビティを出して、独自な弾き方をすること、を意味する業界用語らしいですが) ことはできなかったが、貴方のような『破天荒』な生き方を見ていると、『唄わせる』ことについては才能があったはずなので、妹よりもピアニストに向いていたと思う」ということでした。

(ちなみに、妹は、途中で、ピアノの猛特訓が嫌になって、その道を止めたらしいです。)

さらに、母親は、「天才的なピアニストになるためには、胎教を含め、二、三歳児までにクラシック音楽に慣らせておく必要がある。その場合は、成長した後も、天才になるために必要な 1 万時間の訓練も楽しく続けるだろうが、子供のときにそういう環境に育っていない人は、大人になって天才になることはありえないだろう」と言いました。

私は、「天才になるために必要な 1 万時間の訓練」の必要性については、同意しましたが、「一を聞いて一しかわからない人を一を聞いて十わかる人に変えるための方法論」と私が理解しているものを教えてきている以上、「二、三歳児までにクラシック音楽に慣れる環境に育っていない人は、大人になって天才になることはありえない」ことには、反論しました。

その根拠の一つとして、最近私が頻繁に言及してきている「メンタリスト & イリュージョニスト (奇術師)、および懐疑主義者の英国人」が、あるテレビ番組で、ピアノをほとんど弾いたことのない 21 歳の女性に、1 週間催眠ワークを続け、いっさいその間ピアノを弾かせないまま、1 週間後に目の肥えた聴衆をうならせるようなピアノ リサイタル演奏を達成させた例を挙げ、母親にもそのビデオを見てもらいました。この Youtube ビデオは以下にあります。

http://www.youtube.com/watch?v=sej8Moh-Uls

自身がピアニストである母親の意見は、催眠だけでこのレベルの演奏ができるのであれば、実にすごいことだ、というものでした。

ちなみに、私は、子供の頃、他の施設収容児と比べるとかなり高い IQ をもっていましたが、天才レベルの IQ といえるものではなかったと思います。

私なりに苦労して、その後、大人になった後複数の分野で自分を「専門的天才」にさせることになる「北岡式メタ学習ストラテジー」を身に付けるようになりましたが、いまだに、この方法論を身につけた人なら誰でも、年齢を問わずに、専門的天才になれると確信しています。

ちなみに、最近までは、このストラテジーを実践する条件は「コミットメント」にある、と言ってきていましたが、FAQ171 で言及されている「NLP ビジネス コミュニケーション体験ワーク:『7つの習慣』を習慣化する」を企画している中で、同様に重要な条件は、「毎日新行動を続けていくだけの、三日坊主を克服した習慣化」にあるのではないかと思い始めています。

この「新しい行動の習慣化」については、また、別途、別な機会の FAQ で考察したいと思っています。

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3.NLP 無料体験会シリーズ「仕事にも使える! “サブリミナル恋愛コミュニケーション”講座」

(株) オフィス北岡では、さまざまな種類のワークショップを企画、開催してきています。その中で、今回、「マネー セラピスト/恋活NLPトレーナー」の石川貴子さんと、中国占星術研究家のルビオ-岩崎敬子さんによる特別共同ワークショップ「サブリミナル恋愛コミュニケーション体験ワーク」を開講することになりました。

今回のワークは、特別に、参加費は無料となりますので、予想される参加希望人数も考慮して、8 月 19 日 (金) 夜に「女性限定版」ワーク、20 日 (土) 夜に「男性限定版」ワークの二回のワークを開催することになりました。開催会場は、東京都品川区の Valvex Creative Studio で、開催時間は 19:00 - 21:30 を予定しています。

本体験ワークショップでは、「恋活NLPトレーナー」の石川さんによる、最先端のサブリミナル (潜在意識) テクニックを使った恋愛コミュニケーション術が紹介され、さらに、中国占星術研究家のルビオ-岩崎さんから、ワーク参加者で希望されたうち限定 2 名の方に、ご自身の誕生日をもとにした、通常 1 万円相当の占星術鑑定が無料で与えられるという、非常にユニークな内容のワークショップになっています。

本体験会の参加資格は、特にありませんが、ワークの性質上、参加者は、NLP (もしくは NLP インテグラル アソシエーション式の NLP) 初心者を優先受付させていただきます。この点予めご了承ください。

参加に興味のある方は、以下の紹介ページの申込フォームから申し込んでください。

http://www.office-kitaoka.co.jp/works/communication.htm



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