グルジェフ

G. I. グルジェフは、おそらく 20 世紀で最も重要な神秘家です。

彼の教えは、主にイスラムの神秘主義とチベットの神秘主義から派生しています。また、インドの源泉の導師の教えにも基づいています。

グルジェフ は、「ベルゼバブの孫への話」、「注目すべき人々との出会い」、「生は〈私が存在し〉て初めて真実となる」の三部作でその教えを提唱しました。

エニアグラムと密接に関係がある「3 の法則」、「オクターブの法則」のような彼の概念の一部はかなり難解ですが、幸いに、彼の高弟の一人 (その後、師とは袂を分かちましたが) であるウスペンスキーは、「奇跡を求めて」等の含これらの概念を解説しています。

ウスペンスキーによれば、グルジェフは「ファキール(行者) の道」、「モンク (僧侶) の道」、「ヨギの道」の後に来る「4 番目の道」を提唱したことを知ることは非常に興味深いことです。これらの 3 つの「低レベル」の道はそれぞれ、ヴィーヴェッカナンダが分類した「4 つのヨガ」のうちのカルマ ヨガ、バクティ ヨガ、ジュナーナ ヨガに対応する一方で、「4 番目の道」はラージャ ヨガに対応するように思われます。さらに、グルジェフが 4 番目の道は「意識を変化させる化学物質」に関連していることを示唆しているように思われることを知ることは興味深いことです。「奇跡を求めて」では、このことに関してグルジェフは以下のように言っています。

「[4 番目の道に従う者がその目的のために必要とする物質] は、その方法さえわかれば、外部からその人の体内に取り込むことが可能だ。このため、ヨギのように修行にまる 1 日、モンクのように祈りに 1 週間、またはファキールのように 1 ヶ月間過ごすかわりに、その人は必要な物質すべてを含んだ小さな錠剤を準備し、飲み込むだけで、直ちに求める結果を得ることになる。」

この主題に関する著者のユニークな主張は、グルジェフの上記の立場は、NLP の誕生時までは妥当であったというものです。すなわち、4 番目の道 (すなわち、「ラージャ ヨガ」) に従う神秘家は、今や、「求める結果を得る」ために、このような外的な化学物質に依存する必要さえもなく、「自然発生のトランス意識状態」を活用する純粋に心理的な NLP のテクニックを数秒間実践するだけで、同じ結果を達成することができるようになっています。

さらに、(いわゆる「ストップ」テクニックのような) グルジェフの非常に実用的、効果的なテクニックは極めてパワフルなものであったことを覚えておく必要があります。つまり、それらのテクニックは、演習参加者のマインドの中で「パターン中断」が起こった上で、生まれもったサムスカーラのプロセスが絶たれて、さらに望ましい新しい行動パターンが生みだされるように考案されたものでした。

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