3 つの体

「3 つの体」は、ヴェーダンタ心理学で最重要な概念の一つです。

「5 つの鞘」を含めた、ヴェーダンタの他の概念と同様、この概念は私たちの心と体の機能を理解するために極めてパワフルな世界についてのモデルです。(NLP の諸前提の場合と全く同じように、これらの世界についてのモデルは必ずしも真でないかもしれません。)

「 3 つの体」は、マンデュキャ ウパニシャッド、特に、シャンカラチャリヤの導師の導師であったゴーダパッダがこのウパニシャッドに対して行った注釈に対するシャンカラチャリヤ自身の注釈の中で最もよく解説されています。シャンカラチャリヤは、彼自身の注釈の中で、意識の性質、主観的および客観的な経験の性質、因果関係の性質の 3 つの哲学的な問題を扱いながら、「 3 つの体」の概念を解説しています。3 つの体とは、覚醒体、夢体、睡眠体のことです。シャンカラチャリヤは、これらの 3 つの体の上に、それらの体を統合、超越した、チュリヤと呼ばれる「4 番目の意識状態」が存在すると論じます。

ヴェーダンタ心理学によれば、この 4 番目の意識状態の存在は、未分化の、普遍的な意識 (すなわち至福) と完全に一体化する、夢のない深い熟睡状態を経験した後でさえ、私たちが依然として「今朝私は夢を見ないでよく眠りました」と言うことができるという事実によって確認することができます。ヴェーダンタ心理学者にとっては、覚醒、夢、熟睡の 3 つの状態を超えた傍観者である誰か (または何か) が存在していなかったら、このような表現は可能ではありません。

「チュリヤ」はアートマンと密接な関係がある一方で、「 3 つの体」の概念はヴェーダンタ概念の「5 つの鞘」と密接な関係があります。

さらに、ヴェーダンタ心理学の覚醒体、夢体、睡眠体、チュリヤは、正確にではないにしても、大まかに、それぞれ西洋心理学の意識、潜在意識、無意識、超意識に対応するように思われます。(厳密に言えば、超意識の概念は、依然として西洋心理学を超えたものであるかもしれないと付記することは必要ですが。)

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